溶融濾過ディスクフィルターエレメント

溶融濾過ディスク（ディスクフィルターとも呼ばれる）は、高粘度溶融物の濾過に用いられます。ディスク型設計により、1立方メートルあたりの有効濾過面積が非常に大きく、効率的なスペース利用と濾過装置の小型化を実現します。主な濾材には、ステンレス鋼繊維フェルトまたはステンレス鋼焼結メッシュが採用されています。

特徴: 溶融濾過ディスクは、高い均一な圧力に耐えることができ、安定した濾過性能を備え、繰り返し洗浄でき、多孔性が高く、長寿命です。

溶融濾過ディスクは2つのタイプに分類されます。材質別には、ステンレス鋼繊維フェルトとステンレス鋼焼結メッシュに分けられます。構造別には、ソフトシール（センターリングエッジラップ型）とハードシール（センターリング溶接型）に分けられます。また、ディスクにブラケットを溶接することも可能です。これらのタイプの中で、ステンレス鋼繊維フェルトは、高い異物保持能力、長寿命、優れた通気性といった利点を有しています。一方、ステンレス鋼焼結メッシュ濾材の最大の利点は、強度と耐衝撃性が高い一方で、異物保持能力が低いことです。